事業所健診の内容

労働安全衛生法により、事業主(雇用主)が従業員の健康管理のため、定期的に健康診断を受けることが義務づけられています。

一般健康診断(労働安全衛生規則による)

■雇入時健康診断
検査項目 症状調査、身体計測(身長、体重、腹囲、肥満度:BMI、視力、血圧測定、尿検査(蛋白、糖)、聴力(オージオメーター)、胸部X線検査、心電図検査(安静時12誘導)、貧血検査(赤血球数、血色素量)、肝機能検査AST、ALT、γ-GT、血中脂質検査(LDL-コレステロール、中性脂肪、HDL-コレステロール)、血糖検査(HbA1c)
■定期健康診断
健診種別 検  査  項  目
定期健診①      全員 症状調査、身体計測(身長、体重、肥満度:BMI、視力、血圧測定、尿検査(蛋白、糖)、聴力(オージオメーター)、胸部X線検査
定期健診②      35歳及び40歳 以上の者 希望事業所 定期健診①の項目に加えて 腹囲、心電図検査(安静時12誘導)、貧血検査(赤血球数、血色素量)、肝機能検査(AST、ALT、γ-GT)、血中脂質検査(LDL-コレステロール、中性脂肪、HDL-コレステロール)、血糖検査(HbA1c)

特殊健康診断

法令規則及び行政指導に基づく健康診断で、有害業務等に従事している方が対象になります。
健診種別 検  査  項  目
じん肺         雇入時、定期(6ヶ月以内)、配置転換時 業務歴、既往歴、自覚症状・他覚症状の有無、胸部X線直接撮影、肺機能(フローボリューム曲線)、血液ガス分析
有機溶剤         雇入時、定期(6ヶ月以内)、配置転換時 業務歴、溶剤による既往歴、自覚症状・他覚症状の有無、尿中蛋白 〔取扱い溶剤により〕 肝機能検査(AST、ALT、γ-GT)、貧血検査(赤血球数、血色素量)、眼底検査、尿中代謝物検査
取扱い溶剤 尿中代謝物
キシレン メチル馬尿酸
N.N-ジメチルホルムアミド N-メチルホルムアミド
1.1.1-トリクロルエタン トリクロル酢酸または総三塩化物
トルエン 馬尿酸
ノルマルヘキサン 2.5-ヘキサンジオン
etc… etc…
         雇入時、定期(6ヶ月以内)、配置転換時 業務歴、鉛による既往歴、自覚症状・他覚症状の有無 血液中の鉛、尿中デルタアミノレブリン酸
電離放射線     雇入時、定期(6ヶ月以内)、配置転換時 被ばく歴の有無、白内障に関する眼の検査、皮膚の検査
被ばく歴の有無、白内障に関する眼の検査、皮膚の検査 血液学的(白血球数、赤血球数、血色素量、ヘマトクリット、血液像)検査
特定化学物質     雇入時、定期(6ヶ月以内)、配置転換時 業務歴、既往歴、自覚症状・他覚症状の有無 〔取扱い物質により〕 握力測定、血圧測定、肺活量、胸部X線検査、尿検査、血液検査
紫外線・赤外線 業務歴、既往歴、自覚症状・他覚症状の有無 視力(遠・近距離)検査
騒音         雇入時、定期(6ヶ月以内)、配置転換時 業務歴、既往歴、自覚症状・他覚症状の有無 聴力(オージオメーター)・・・250、500、1000、2000、4000、8000Hz
VDT         (配置前、定期) 業務歴、既往歴、自覚症状の有無 血圧、視力、視機能、眼圧、筋力

生活習慣病健康診断

健診種別 検  査  項  目
標準 事業所・健康保険組合等との契約に基づき、指定された検査項目を実施します。
オプション 胃がん検診                               ●胃がんリスク検診                            大腸がん検診                               ●肺がん検診                               ●乳がん検診                                ●子宮がん検診                             ●婦人科超音波検診                             ●前立腺がん検診                             ●骨粗しょう症検査                                ●喀痰細胞診検査

協会けんぽ生活習慣病予防健診

全国健康保険協会(協会けんぽ)による生活習慣病の予防健診です(旧政府管掌健康保険)
35歳以上75歳未満の方が受診できます。
(なお、40歳から74歳までの方は生活習慣予防健診を受診すると、特定健康診査を受診したことになり、メタボリックシンドローム予備群と判定された方は、特定保健指導を受けることが出来ます。)
健診種別 要   項
一般健診         (特定健康診査項目を含む。) 対象者                               ①40歳以上75歳未満の被保険者の方                   ②35~39歳で生活習慣の改善指導を受けることを希望する被保険者の方                            検査項目                               ●問診・触診・身体計測(腹囲など) ●視力・聴力測定 ●血圧測定 ●尿検査(蛋白、糖、潜血) ●便潜血反応検査(2日法) ●血液一般検査 ●血糖検査 ●尿酸検査 ●血液脂質検査 ●肝機能検査 ●胸部レントゲン検査 ●胃部レントゲン検査 心電図検査(安静時12誘導) 眼底検査                            ・医師から追加検査が必要と告げられた場合に受診してください。                              ・眼底検査の費用は、一般健診の費用に併せて窓口で支払うことになります。
付加健診         (一般健診と併せて受診出来ます。) 対象者                              一般健診を受診される方で                      ①40歳の被保険者の方                          ②50歳の被保険者の方                       検査項目                             ●尿沈渣顕微鏡検査 ●血液学的検査(血小板数、末梢血液像) ●生化学的検査(総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、アミラーゼ、LDH) ●眼底検査 ●肺機能検査 ●腹部超音波検査
乳がん・子宮がん検診    (一般健診と併せて受診出来ます。) 対象者                              一般健診を受診する 40歳~74歳の偶数年齢の女性の被保険者で受診を希望する方 40歳以上2歳刻み 40~48歳の方と50歳以上の方で費用負担額が異なります。 上記年齢対象外の方はオプションとなります。                       検査項目                             乳がん検診                             ●問診                                ●マンモグラフィ                          子宮がん検診                             ●問診                                ●細胞診
子宮がん検診      (単独受診も可能です。) 対象者                                20歳~38歳の偶数年齢の女性の被保険者で受診を希望する方 20歳以上2歳刻み 36歳、38歳の方で一般健診を受けられる方は、 一般健診と併せて受診することも出来ます。 上記年齢対象外の方はオプションとなります。                               検査項目                             ●問診細胞診
肝炎ウィルス検査    (プライバシーに配慮して、本人自身が健診実施機関に直接申し込みます。)
C型肝炎は肝硬変や肝がんなどに進行しやすいといわれます。とくに中高齢者に感染者が多いと見られるため、緊急対策として今までに肝炎検査を受けたことのない方を対象に希望者個人の申し込みにより実施します。
対象者                              ①一般健診を受診する方                          ②一般健診においてGPT値が36以上であった方 (但し、過去にC型肝炎ウィルス検査を受けたことがある方を除く。)                               検査項目                           ●HCV抗体検査HBs抗原検査
オプション 乳がん検査(女性)                       ●子宮細胞診検査                          ●骨粗しょう症検査                        ●前立腺がん検査(男性)                     ●喀痰細胞診検査                         オプション付加健診(40歳、50歳以外の年齢の方でも、付加健診と同じセット内容で受診していただけます。)

 

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