各種がん検診と各種検査のご案内
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●各種がん検診 | ||||
▷茨城県がん検診実施指針に基づく健診 | ||||
胃がん検診 | 肺がん検診 | 乳がん検診 | 子宮がん検診 | 大腸がん検診 |
▷自治体依頼に基づく健診 | ||||
胸部CT検診 | ||||
▷その他 | ||||
前立腺がん検診 | ||||
●各種検査 | ||||
心電図検査 | 骨粗しょう症検査 | 腹部超音波検査 | 肝炎ウィルス検査 |
前立腺がん検診
前立腺がんは、高齢化や食生活の欧米化により、中高年の男性に急増しています。 この検診では自覚症状が出る前の早期前立腺がんを発見することができます。 |
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上のグラフは、年齢別に前立腺がんの死亡数の動向と将来を推計したものです。 1980年頃から急激に増えはじめています。また、50歳未満の発見はほとんどなく、50歳代以降、年齢が増すとともに死亡数が増加していることがわかります。 |
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前立腺てどこにあるの? |
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前立腺がんになりやすい人 |
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次のような方が高危険群とされています。 ●50歳を過ぎた方 ●脂肪の多い食事をよくとる方 ●前立腺がんにかかった血縁者がいる方 |
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上のグラフは、平成11年から平成13年の3年間に、当センターで前立腺がん検診を受けた、6,637名の中から発見された前立腺がん46名をグラフ化したものです。 発見時の年齢を棒グラフで、発見率を折れ線グラフで示しました。 棒グラフからわかるように、50歳未満では前立腺がんの発見はなく、50歳代から発見されはじめ、70歳代でピークを示しました。 折れ線グラフから70歳前半の前立腺がんの発見率は1.30%(100人に対し1.30人)、75歳以上ではほぼ2倍の2.25%と、年齢が増すとともに高い率で発見されています。 |
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前立腺がんの自覚症状 |
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以下のような症状がありますが、自覚症状が出たときには、病気が進んでいることが多いのです。 この検診では、自覚症状が出る前の前立腺がんを発見することができます。早期発見、早期治療のためにも年一回の受診をおすすめします。 ・排尿障害(尿が出にくい、勢いが弱かったり途切れる、トイレの回数が多い、排尿後もすっきりしない) ・腰痛・四肢の痛みなど |
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検査方法 |
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血液中の※PSAの量を測定します。 当センターで行っているすべての健康診断と同時に受診できるので、改めて採血する必要はありません。 ※PSA Prostate Specific Antigen(プロステート スペシフィック アンチゲン):前立腺特異抗原 分子量33,000から34,000の糖タンパクでセリンプロテアーゼの一つ。精液の液状化に関係していますが、前立腺がん細胞からも産生されるために、前立腺がんの診断に使用されます。 |
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対象となる方 |
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50歳以上の男性です。 希望される事業所並びに個人の方は、事前にご連絡をお願いいたします。 |
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▶前立腺がん検診が受けられる精密医療機関 | ||