各種がん検診と各種検査のご案内
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●各種がん検診 | ||||
▷茨城県がん検診実施指針に基づく健診 | ||||
胃がん検診 | 肺がん検診 | 乳がん検診 | 子宮がん検診 | 大腸がん検診 |
▷自治体依頼に基づく健診 | ||||
胸部CT検診 | ||||
▷その他 | ||||
前立腺がん検診 | ||||
●各種検査 | ||||
心電図検査 | 骨粗しょう症検査 | 腹部超音波検査 | 肝炎ウィルス検査 |
子宮がん検診
子宮頚がんは、早期に発見すれば子宮すべてを摘出することなく、一部を切除するだけですみます。 まだ妊娠・出産の経験のないかたは特に、受診されることをおすすめします。 |
子宮頚がんと子宮体がん |
子宮がんには次の2つの種類があります。 【子宮頚がん】 子宮頚部(右図)にできるがんのことで、25~30歳の若年者に多いと言われています。 【子宮体がん】 子宮体部(右図)にできるがんのことで、閉経以後の年代に多いと言われています。 当センターで受診できるのは子宮頚がん検診です。 (子宮体がん検診は対象者に該当する場合、市町村による医療機関検診で受診することができます。) |
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子宮頚がんは性行為感染症? |
近年、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスが、子宮頚部のがん細胞や将来がんに発展する可能性のある細胞から検出されています。このウイルスは性交経験のない人からは検出されていません。 つまり、性行為によって感染したHPVが子宮頚がんを引き起こしているらしいといわれているのです。 |
子宮頚がんの予防にも |
この検査ではHPV感染も発見することができます。 早期にHPV感染を発見できれば、その後は医療機関で定期的に経過を観察することになりますから、将来万一がんに進行したとしても、手遅れになる前に対処ができることになるのです。 |
検査の内容 |
子宮頚がん検診・子宮体がん検診ともに、がんのできやすい部位からヘラや綿棒などでこすり取った細胞をガラス板に塗り、染色して顕微鏡で観察します(細胞診検査)。 この検査ではがん細胞以外に以下のようなものが発見できます。 ・異型細胞(がんの前段階でみられる細胞)・HPV(ウイルス)・ヘルペス(ウイルス)・カンジダ(真菌)・トリコモナス(原虫) |
検診を受けたいときは |
当センターでの子宮がん検診は、以下の健康診断のオプションとして設定しております。● ●総合健診(人間ドック) ●生活習慣病健診 ●政府管掌健康保険による生活習慣病予防健診 また、県や市町村が行っている検診もあります。 対象者は居住する市町村により若干異なりますので、 詳しくは各市町村の窓口までお問い合わせ下さい。 |
対象となる方 |
【子宮頚がん】 茨城県内の市町村に居住する20歳以上の女性 |
【子宮体がん】 医療機関で頚がん検診を受けた方のうち、以下に該当する方 「半年以内に不正性器出血があり、次の①から③いずれかに当てはまる方」 ①50歳以上の方 ②35歳以上で、妊娠したことがなく、月経が不規則な方 ③閉経以後の方 |
しかし、ここ数年、20代~30代の子宮がん(上皮内がん)患者が増加しています。
性交経験のあるかたはHPVに感染している可能性がありますから、検診対象年齢に該当しなくても、定期的に子宮がん検診を受けられることをおすすめします。 |
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▶茨城県の子宮がん検診が受けられる精密医療機関 |